写メ日記 | 博多松ばやし‼️

博多松ばやし‼️

2025/05/03 13:19:28

  • 博多松ばやし‼️



現在5月3日・4日の「博多どんたく」の中で行なわれている「松囃子(まつばやし)」は、本来は小正月(旧正月15日)の行事で、新しい年に祝福をもたらす歳神を迎える民俗行事の芸能化したものである。









「はやす」は、分割する、切ることをいう祝いことばで、「殖やす」に通じ、その年の繁栄を祈って山から神の依代である松を伐って家に迎え入れるのを「松囃子」と呼んだ。そうした先行する民俗行事があって、年木を祭場に携える形に意匠化が進み、いつしか「はやし」を歌舞音曲の意に解して、芸能としての〝松囃子〟が生まれたのであろうといわれている。室町時代が最盛期で、『看聞日記』や『満済准后日記』などには、正月3日から15日にかけて、村々の地下人・公卿侍・大名などが徒党を組んで、宮廷や幕府・豪家を訪問して、七福神の舞・鶴亀舞などを舞い、趣向をこらした作り物を出して興を添えたことが記されている。












博多松囃子は、こうした中世芸能の数少ない残存の一つである。
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